2011年 WGCブリヂストンインビテーショナル

池田勇太は75位で最終日へ「吹っ切ってやりたい」

2011/08/07 07:58
池田勇太はグリーン上で苦しんでいる3日間。きっかけをつかむ最終日としたい

米オハイオ州ファイヤーストーンCCで開催中の世界ゴルフ選手権シリーズの第3戦「WGCブリヂストンインビテーショナル」3日目。6オーバーの72位タイから出た池田勇太は、3ボギー、2ダブルボギーの「77」と崩れ、通算13オーバーの75位に後退した。

屈辱のノーバーディ・ラウンドに、池田は「もうここまで来ると、ホントに何を言っていいか分からない。気持ちもやきもきしてくる」と、こぼした。10番からスタートすると、フェアウェイキープ、パーオンを続けるが、チャンスを生かせない。ムービングサタデーの序盤からパーが並び、16番ではショートパットを2度外してダブルボギー。続く17番でも1メートル以内のパーパットを外してしまった。「本当に、このグリーンが合わないのか・・・」と唇をかんだ。

ショットは前週優勝した「サン・クロレラクラシック」からの調子を維持しているだけに、口惜しい。3日間のフェアウェイキープ率66.7%は全体11位の数字だ。「とにかく明日はなんとかバーディが入ってほしい。吹っ切ってやりたいと思います」。次週には今季のメジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」も控えるだけに、良いイメージを残して大会を終えたい。(米オハイオ州アクロン/桂川洋一)

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