2011年 全米オープン

久保谷は7オーバーに後退「ここまでが精いっぱい」

2011/06/19 11:05
3連続バーディを奪うなど見せ場も作った久保谷健一だったが・・・

「全米オープン」予選2日間をカットライン上の通算4オーバーで耐え、初出場ながら決勝ラウンドに進出した久保谷健一。迎えた3日目、3連続を含む4バーディを奪ったものの、序盤からボギーが先行する流れを変えることはできなかった。

3、4、6番とボギーを叩き、前半からつまずく滑り出し。8番で4メートル、9番で2メートル、10番で1メートルと3連続バーディを奪う見せ場を作ったが、この日4バーディ、7ボギーの「74」。3ストローク落とし、通算7オーバーの57位タイに後退した。

「もうちょっと良くなるかと思ったけど、変わらなかった。まあ、こんなもんですね」と久保谷。難度の高い10番パー3でバーディを奪ったことに関しては「嬉しかった。今回のお土産ナンバーワンかも。あれだけのギャラリーの中を歩くのはぐっときますね」と笑顔をのぞかせたが、「今の僕にはここまでが精いっぱい」と苦い表情で3日目を総括した。

大叩きは回避しているものの、初日から3日目まで「73-73-74」とすべてオーバーパー。「明日はアンダーパーで回りたいし、何かを掴んで帰りたい。グリーンが止まるので不可能じゃないと思うけど、もう半分ぐらいフェアウェイにいったらチャンスがあると思います」。有終のフィニッシュは、ここまでフェアウェイキープ率50%のティショットの改善にかかっている。

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