米国男子ツアー

負傷のタイガー、全米オープンでの復帰目指す

2011/05/17 15:19
ザ・プレーヤーズで初日に途中棄権しクラブハウスに戻るタイガー・ウッズ(Streeter Lecka Getty Images)

15日(日)に閉幕した米国男子ツアー「ザ・プレーヤーズ」を負傷のため途中棄権したタイガー・ウッズが、6月16日からメリーランド州のコングレッショナルCCで行われる今季のメジャー第2戦「全米オープン」での復帰を目指す考えを、自身の公式サイトで明らかにした。

ウッズは今年4月の「マスターズ」3日目に古傷の左ひざとアキレス腱を負傷し、出場を予定していた「ウェルズファーゴ選手権」(5月5日開幕)を急遽欠場。前週の「ザ・プレーヤーズ」が復帰戦となったが、初日の9ホール終了直後に痛みを訴えてリタイアしていた。

当初は復帰時期について「分からない」としていたが、精密検査の結果、医師は新たな負傷箇所は見られないと診断。マスターズ直後と同様、アイシング治療と休養で復帰を目指す方針だ。

ウッズは「ケガが悪化したのは本当に残念。全米オープンでプレーするために必要なことは、どんなことでもするつもり。出場して戦うことを望んでいる」とコメント。出場が濃厚とみられていた「ザ・メモリアルトーナメント」(6月2日~5日、米オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC)は欠場する可能性が高く、“ぶっつけ”でメジャーに挑むことになりそうだ。