2011年 マスターズ

キョンテ、同組の松山を絶賛「いつでもプロで大丈夫」

2011/04/10 10:26
アマチュアの松山英樹と同組でラウンドしたキム・キョンテ(David Cannon/Getty Images)

日本勢が大きな存在感を見せている今年の「マスターズ」。その中にあり、日本ツアー賞金王キム・キョンテも、初出場ながら通算1オーバーの43位タイで予選突破を果たす健闘を見せていた。

決勝ラウンド初日は、ただ1人アマチュアで予選を突破した松山英樹と同組でラウンド。切れのあるショットでバーディを重ねる松山とは対照的に、「今週はショットがずっとダメだけど、今日が一番ダメ」と、持ち前のアイアンの精度に微妙な乱れが生じる。パーオン率は60パーセントを超えるものの、長いバーディパットを残す場面が目立ち、バーディチャンスがなかなか巡ってこない。この日36パットと噛み合わせの悪さも響き、1バーディ、7ボギーの「78」。通算7オーバー、決勝ラウンドでは最下位となる49位に沈んだ。

対照的に「68」をマークした松山とは、この日が初ラウンド。「アマチュアでプレーすることにプレッシャーがあると思うけど、すごい。いつでもプロで大丈夫。全部(のショット)が良い。今日もアプローチ、パット、ロングパットも傾斜を利用して(手で1メートルぐらいの幅を示し)これぐらいに寄せていた」と印象を口にし、現地オーガスタでも話題の19歳を絶賛していた。

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