2011年 マスターズ

【GDO EYE】海外メディア、震災に過剰な反応

2011/04/08 13:04

日本時間7日深夜に東北地方で起きた、震度6強の最大余震。この痛ましいニュースは世界を駆け巡り、「マスターズ」初日を迎えたジョージア州オーガスタでも、6日早朝から石川遼池田勇太藤田寛之松山英樹の耳に伝わっていった。

月曜日に石川と松山が招かれた公式会見では、先月11日に発生した東北沖太平洋地震や、寄付の話題に集中。その海外メディアの震災への関心が再燃し、この日ホールアウトした4人の日本人選手全員に、次から次へと昨夜の地震についての質問が飛んだ。

「別の地震があったことを知っているか?」、「最初に誰に電話したのか?」、「どのような気持ちでプレーしたのか?」、「今週良いプレーを見せた時に、日本の人々にどのような意味をもたらすと思う?」・・・。

初日、日本勢は池田を除く3人が上々の滑り出しを見せたが、プレー内容への質問は無く、ほぼ全てが震災に関するものだった。池田は1局目のテレビクルーには応じていたが、さすがに立て続けに行われた2局目では「震災の話はやめてもらっていいですか?」と辛そうな表情を浮かべる。この日のように、デリケートな話題に関するメディアの取材を客観的に眺め、同じ報道関係者として考えさせられるものがあった。(編集部:塚田達也)

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