藤田、パー3コンテストをエンジョイ
2011/04/07 10:18
初出場となる「マスターズ」開幕まで、いよいよ残すところ1日。藤田寛之は、オーガスタ入りしてから4度目となる石川遼との練習ラウンドをアウト9ホールでこなし、ホールアウト後は長男の大稀くん(7歳)と水曜日恒例のパー3コンテストに出場した。
7日連続のラウンドの疲れも、愛息と出場したパー3コンテストで吹き飛んだようだ。「明日からトーナメントという時ですが、非常に楽しかった。スコアを気にせず家族で楽しめるし、オーガスタを満喫しています」と表情は明るい。
日本勢の中ではもっともラウンドを重ねてきた藤田だが、「最後の9ホールをじっくりと味わいながらプレーした。まだ、いくらでも回れますね」と、まだ物足りない様子。“オーガスタの師匠”と呼ぶ石川遼からは「回れば回るほど怖くなる」と言われたそうだが、「自分は初めてだし、いろいろ練習をして身になればと思った」と、コースを知ることに徹した1週間の調整を振り返った。
「4日間プレーすることを大事にして、自分がどこまでいけるのか、自分が(世界的に)どこにいるのかを知りたい。良いプレーさえすれば、良いスコアが出ると思うし、思いっきりやる準備はできています」。実は藤田、過去に初出場した4大メジャー大会は全て予選突破を果たしている。「全英オープン」は05年の41位タイ、「全米プロゴルフ選手権」は08年の68位タイ、「全米オープンは」10年の58位タイ。そして今年初出場の「マスターズ」では、どのような結果が待ち受けているのだろうか。