2011年 アーノルド・パーマーインビテーショナル

V・テーラー、パターを池に捨て、アイアンでパッティング!

2011/03/28 10:36
18番グリーンで9番アイアンを使ってパッティングするボーン・テーラー

マーティン・レアード(スコットランド)の優勝で幕を閉じた今季の米国男子ツアー第13戦「アーノルド・パーマーインビテーショナル」。フロリダ州ベイヒルGC&ロッジで最終ラウンドが行われた27日(日)、珍プレーがあった。

2アンダーの20位タイでスタートしたボーン・テーラー。前半9ホールですべてパーオンに成功しながら、チャンスを生かせず、すべてパーで折り返すと、11番ではダブルボギーをたたいて後退。そして13番で第2打を池に入れ、トリプルボギーとするとブチ切れた。使っていたパターを、なんとグリーン脇の池に投げ捨ててしまったのだ。

もちろん、プレー中に正当な理由でクラブが破損したわけではないため、交換、というか別のパターをバッグに入れることはルール上できない。すると14番からはウエッジと9番アイアンを使ってグリーン上で“パッティング”した。

リーディングエッジ、つまりフェースの一番下の部分、いわゆる“歯”でボールを転がす。結果は何と残りの5ホールすべてパー。3パットは16番の1回だけだった。

それでもゴルファーとしては、褒められるプレーとは言えない。通算3オーバー、54位でのホールアウト後「結構うまくいったよ」と話したがやはり、ばつが悪そうだった。

2011年 アーノルド・パーマーインビテーショナル