池田勇太は2年越しの決勝ラウンド進出を狙う
2011/03/24 10:51
米国男子ツアー第13戦「アーノルド・パーマーインビテーショナル」は24日(木)、フロリダ州ベイヒルGC&ロッジで開幕する。2年連続の出場となる池田勇太は23日(水)、午前中から当地で最終調整した。
この日はプロアマ戦が行われたため、リストに入っていなかった池田はラウンドを行わず、練習レンジとパッティンググリーンで約3時間調整した。
2月上旬のハワイ合宿から米国に滞在し、米ツアー4試合にしたが、アンダーパーをマークしたのは2週前の「WGCキャデラック選手権」最終日の1ラウンドのみ。しかし「ゴルフは悪くない。非常にいい状態を保てている。歯車がかみ合わなかったが、時間の問題。あとはスコアがついてくるか」と表情は決して暗くない。
石川遼と同じく、今大会が4月の「マスターズ」に向けた最後の試合となる。出身の東北福祉大の現役生、松山英樹が日本人史上初めてアマチュアとして同試合の出場するため、「(米国で)受け入れる態勢をしっかり整えたい」と言う。
東北地方太平洋沖地震による国内の被災状況が、頭から離れる日はないが「試合にしっかり気持ちを向けて戦いたい」と集中。昨年は予選落ちに終わった大会で、リベンジを果たしてオーガスタでの戦いに備えたい。