石川遼、ショートゲームを猛特訓!
2011/03/23 11:28
今季の米国男子ツアー第13戦「アーノルド・パーマーインビテーショナル」は3月24日(木)から27日(日)にフロリダ州ベイヒルGC&ロッジで行われる。4月の「マスターズ」前の最後の出場試合となる石川遼は22日(火)、当地で9ホールをラウンドしたあと、約3時間の練習で調整した。
アウトの9ホールを回った直後、石川はすぐにアプローチ、パッティング練習場に向かった。燦々と輝く陽の光に照らされながら、深いラフからサンドウェッジでロブショットを繰り返す。実際の試合を想定して、ライの状態がランダムになるように、スタッフにラフの中にボールを投げて入れてもらい一球一球、集中してショットした。
米国特有の水分を多く含んだ粘着質の芝は、クラブヘッドに絡みついてボールの距離感を出しにくい。それが長ければ、なおさらだ。途中からは「フェースを開いてインパクトした方が、芝から受ける抵抗が少なくなる」とインパクト直後に手首を返さず、左ひじを体から離して“抜く”ようなスイングも見せた。「サンドウェッジひとつでアプローチをやっていくのが僕のスタイル」と感性を磨きながら、技を増やしていく。
その後パット練習も行い、アプローチ、パット練習場にいたのは実に2時間強。最後にレンジで1時間打ち込み、充実感たっぷりでコースを後にした。