2011年 WGC キャデラック選手権

藤田寛之は「マスターズ」前に一時帰国

2011/03/14 09:42
藤田寛之は「コースの難しさ、タフさを感じる」と米国での戦いを振り返った

フロリダ州ドラールゴルフリゾート&スパで行われた「WGC キャデラック選手権」。通算2オーバーの50位タイで最終日を迎えた藤田寛之は2ボギー、7バーディの「77」とスコアを落とし、通算7オーバーの61位タイで大会を終えた。

前日3日目に続き、1番(パー5)をバーディとした藤田だったが「今日はショットもダメ、アプローチもダメ。全然いいところが無い。自分のやりたいように、全くできなかった」と、その後はボギーが止まらない展開となり、うつむいた。

それでも最終18番、フェアウェイからグリーンまで左サイドが池となっている名物ホールで15メートルを見事に沈めてバーディ。大歓声に包まれて大会を締めくくり「入ると思わなかった。2パットでと思ったが、うれしかった」と笑顔を見せた。

今後は日本に戻り、4月の「マスターズ」に向けて国内で調整。「複雑です」と大震災の影響を心配しながら一時帰国する。

2011年 WGC キャデラック選手権