2011年 WGC キャデラック選手権

後半に落とした藤田寛之は50位タイに

2011/03/13 10:15
池田と同様、藤田も今大会終了後に一時帰国しマスターズへ向かう

今季のWGC(世界ゴルフ選手権)第2戦「WGC キャデラック選手権」はフロリダ州ドラールゴルフリゾート&スパで第3ラウンド。イーブンパーの34位タイで出た藤田寛之は「74」とスコアを落とし、通算2オーバーの50位タイに後退した。

前半8番までに3バーディ、ノーボギーと順調にスコアを伸ばしていた藤田。しかし続く9番(パー3)、ティショットをグリーン手前の池に落としてしまう。フォローと読んだ風はショットを打つ瞬間にアゲンストに。また9番アイアンの一打も「当たりが薄かった」。このホールをダブルボギーとすると、折り返しの10番の第1打も左の池に打ち込みボギーをたたいた。

後半は得意のショートゲームに精彩を欠き、結局トータルで4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しい展開に。それでも「非常にやりがいがある」と難コースへの挑戦がプロ冥利に尽きる。スイングの修正点は解消されれつつあるというだけに「これで結果を、いいスコアを出したい」と最終日の巻き返しを誓った。

2011年 WGC キャデラック選手権