2011年 WGC キャデラック選手権

池田勇太は最終日の挽回を誓う

2011/03/13 10:06
池田勇太は最終日を納得のラウンドで締めくくりたい!

今季のWGC(世界ゴルフ選手権)第2戦「WGC キャデラック選手権」は12日、フロリダ州のドラールゴルフリゾート&スパで第3ラウンド。3オーバーの53位タイで出た池田勇太は2バーディ、4ボギーの「74」と後退し通算5オーバーの58位タイとなった。

出だしの1番(パー5)で確実にバーディ発進した池田だったが、この日はパッティングに悩まされた。ティショットのフェアウェイキープ率は71%、パーオン率も61%と、いずれも3日間で最高の数字。だが上向き調子のショットにも、バーディチャンスを生かせない。

5、6番ではともに2メートルを外してパーとすると、7番パー4で3パットボギー。「リズムを作れなかった。少しずつドライバー、アイアンは良くなっているが、あとはパターかなと思う」。最終18番もグリーン右からの第3打はロブショットで見事なアプローチを見せるが、1メートルを外してボギーフィニッシュとなった。

日本を襲った大震災の影響で、家族との国際電話がつながったのがこのラウンド前夜。とりあえず胸をなでおろすと、日本へのエールの思いを込めてプレーした。「きょうはそういう気持ちでやったんですけどダメでした。3日間思うようなゴルフができていない。最終日くらいいいゴルフができればいいと思う」。

今大会終了後、2月上旬のハワイ合宿から6週間滞在した米国を一度離れ、4月の「マスターズ」直前に再渡米する予定。一つの節目となる13日のラウンドは気持ちよく終わりたい。

2011年 WGC キャデラック選手権