2011年 ヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ

ビジェガスが過少申告で失格

2011/01/12 16:00

カミロ・ビジェガス(コロンビア)が9日に閉幕した米PGAツアー開幕戦「ヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ」で失格となった。

問題となったのは初日の15番ホール(パー5)。ビジェガスのグリーン下からのアプローチは、グリーンに乗り切らず、再びビジェガスの足元へゆっくり転がり落ちてしまう。苦笑いを浮かべながら肩を落とすビジェガスは、そのショットで削り取ったターフをボールが戻って来る間にウエッジで弾き、目の前から取り除いてしまった。

次の一打をほぼ同じ位置から“打ち直した”が、この行為は規則23「球が動いている場合、その球の動きに影響を及ぼすかも知れないルースインペディメントは、取り除いてはならない」の違反に該当し、2罰打を加えなければならない。しかし、ルール違反に気づかなかったビジェガスは本来「9打」とすべきホールを「7打」としてスコアを提出。テレビ視聴者の指摘を受けた大会側は翌2日目の朝、コースに到着した本人に対し競技委員が事情聴取。ビジェガスも「過少申告」による失格という事態を把握しコースを去った。

2011年 ヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ