2010年 全米プロゴルフ選手権

藤田寛之、今は良くない!それでも自分を信じる

2010/08/11 11:27
調子が良くないことは認め、気持ちを新たに3年連続予選突破を目指す

「全米プロ」に3年連続3度目の出場となる藤田寛之。これまで予選落ちはなく、昨年も石川遼と並び日本人選手で最高位の56位タイとなった。昨年は、自身にも言い聞かせるように「日本人選手はもっと海外で活躍するようにならなければいけない・・・」とコメントしていたが、今年は少しトーンが低い。

その理由は自身のゴルフの調子によるようだ。今季開幕2戦目の「つるやオープン」で優勝するなどシーズン前半にトップ5入りが4回。現時点で賞金ランキング首位に立ってはいるが、7月の「全英オープン」以降別人のような結果が続いている。

全英から帰国直後に出場した北海道2連戦はともに予選落ち。さらに先週は米国男子ツアーの「ターニングストーン」に出場したが、4試合連続で予選落ちとなる不調が続いている。そんな状態で迎えた今週、藤田の口からは「ショットが良くない、パットが入らない・・」など弱気な言葉が続いた。

しかし、試合前から弱気にばかりなっているわけではない。「今まで好成績を出したのも自分だし、そのときの自分を信じて、いつかは良い結果が出ると思うので、それがいつになるかは楽しみにしています。試合前からマイナスイメージをもっちゃダメでしょ」と、先週までの悪いイメージを払拭して試合に挑む。

2010年 全米プロゴルフ選手権