勇太、最後に最高のショットでスコアを伸ばす!
2010/08/08 08:52
WGC(世界ゴルフ選手権)「WGCブリヂストンインビテーショナル」に出場している池田勇太は、初日、2日目と序盤にスコアを伸ばしながら、後半にスコアを崩してしまった。しかし、3日目は、2番パー5でボギーが先行したが、結果的には2日目までとは異なりスコアを伸ばすことに成功した。
3番ですかさずバーディを奪った池田は、5番でボギーを叩くが、その後はノーボギーでラウンド。後半に入ると、12番パー3でバーディを奪い、最終18番でも会心のバーディフィニッシュ。スコアを1つ伸ばすことに成功し、通算7オーバーの67位タイに浮上した。
「スコア的には最後でナイスバーディだったし、良かった内容だったけど、もったいないミスもあったし、まだまだ。もっとスコアを伸ばせる内容だったと思う」と、前日までのラウンドに比べて満足感を持つものの、更なる上を見据える。
池田にとって、この日のベストショットは最終18番のセカンドショット。ティショットがフェアウェイ左サイドのファーストカットに行くと、そこからピンを狙うには、前方の木を避けなければならない。この時、池田の判断は木の右上を抜けること。
この選択が見事にはまり、池田のボールはピンの右手前1.5mにぴたりと止まった。そして、このパットを沈めて笑顔でホールアウト。「明日も1個でもスコアを伸ばして、ゼロに近づけていけるようにしたいね」と、前日までに作った8つのオーバーパーを最終日に帳消しにしたい構えだ。