2010年 全米オープン

58位タイで終戦の池田、自らのミスを反省

2010/06/21 14:22
最終日もペブルビーチの厚い壁に跳ね返された池田勇太

池田勇太の「全米オープン」での戦いも、ついに最終日を迎えた。通算9オーバー、42位タイからの浮上を狙うべく1番からスタートを切った池田だが、出だしでパーオンに失敗してボギー発進。その後も、ボギーが先行する苦しい展開が続いた。

7番からは3連続ボギーを叩くなど、この日1バーディ、7ボギーの「77」。通算15オーバーの58位タイに後退して4日間の戦いを終えた。2日目に初日の大きな遅れを取り戻し、予選突破を果たしたのは見事だったが、決勝ラウンドでは存在感を示すことはできなかった。

「もともとペブルビーチが難しいのに、その上ピンポジ、グリーンの小ささとコンディションが難しい。自分なりには『マスターズ』以上のプレーをしたかったけど、自分のミスで良い流れを断ち切ってしまった」と総括。その上で、「予選通過は最低の目標だったから、50点てところかな」と自らを評していた。

来月には、海外メジャー第3戦「全英オープン」の出場も控えている池田。「去年は予選落ちしているので、今年は悔いの残らないように戦いたい」と意気込みを口にした。「今年はアメリカの試合に何試合か出場しているけど、通用しない事はないと思っている。ただ、それを発揮しないといけない」。日本ツアーと並行し、海外での戦いも池田にとって大きなポジションを占めてきているようだ。

2010年 全米オープン