2010年 全米オープン

池田、42位に浮上するも納得のプレーには至らず

2010/06/20 18:31
順位は上げるも2ストローク落とし、憮然とした表情だった池田勇太

「全米オープン」初日の105位タイという出遅れを、2日目に見事に巻き返した池田勇太。通算7オーバーの59位タイで予選突破を果たし、「あと2日は伸ばせるだけ伸ばせばいい」と意気込みを見せていた3日目、序盤はその言葉通りのプレーを見せてくれた。

距離のある2番パー4では、2打目をピン右1.2メートルにつけるスーパーショットを見せ、幸先良くバーディ先行。3番では3パットのボギーを叩いたが、5番パー3ではピン右2.5メートルにつけ、これを沈めてバーディ。力強いガッツポーズを見せた。

続く6番パー5でもバーディを奪い、2日目と同様にリーダーズボードを駆け上がる。だが、8番のボギーを境に流れは急変する。続く9番もボギーとすると、11番でもボギー。16番ではアプローチミス、17番では3パットによる連続ボギーを叩き、この日4バーディ、6ボギー。2ストローク落としてホールアウトした。

通算9オーバーに落としたものの、順位は42位タイに浮上。それでもホールアウト後の池田は、「単純にボギーが多すぎる。(早めのスタートで)グリーンのコンディションは良かったのに、それでいて伸ばせないんだから自分がヘタなだけじゃないですか」と、憮然とした表情だった。

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