出遅れの池田、14番で痛恨のトリプルボギー
2010/06/18 15:03
「全米オープン」初出場の池田勇太は、前半は好調な滑り出しを見せた。スタートホールの1番パー4では、2打目をピンそば50センチに絡めるスーパーショット。バーディ発進とすると、2番のボギーを挟んで3番パー4でも6メートルを沈めてバーディ。力強いガッツポーズを見せ、このまま勢いに乗るかと思われた。
だが、5番でグリーン奥のカラーから3パットのボギー。8番でバーディを奪い返すも9番で再びボギーと出入りの激しい展開となる。後半に入ると流れはさらに傾き、11番、13番とボギーを重ね悪い流れに。さらに14番パー5では、残り127ヤードの3打目がグリーンからこぼれ、傾斜を転がり左奥のラフへ。このアプローチは再び傾斜に戻され同じ地点に転がり落ち、このホールを6オン2パットのトリプルボギーとしてしまう。
最終的に、この日3バーディ、6ボギー、1トリプルボギーの「77」。6オーバーの105位タイと大きく出遅れる結果となった。「まあ、(14番の)1ホールだけ。無駄なボギーも多かったので、こういうスコアになるんじゃないですかね」と池田。「肝心なところでパットを入れられていない。それがボギーに繋がっているだけだと思います」。早くも予選通過に黄色信号が灯った、初めての大舞台。2日目の巻き返しに期待したいところだ。