2010年 全米オープン

7回目出場の谷口徹、初の予選突破に向け「ガムシャラにやるだけ」

2010/06/15 13:04
7度目の出場で初の予選突破に挑む谷口徹。ペブルビーチのラウンド経験がある横尾要から教えを受ける

先月行われた予選会を突破し、7回目の「全米オープン」出場を決めた谷口徹。15日(月)、藤田寛之矢野東横尾要とともに18ホールの練習ラウンドを行い、「しっかり上を目指して頑張る。ガムシャラにやるだけ」と意気込みを示した。

舞台となるペブルビーチゴルフリンクスは初めてという谷口。時おり、過去にラウンド経験のある横尾要からアドバイスを受けながら、入念なコースチェックを行った。その印象と難しさを「日本のコースには無いタイプ」と表現する。

「芝が海に向かって刈り込んであって、フェアウェイは広いのにバンカーにうまく入るようになってる。サスガだな、と思いますね」。難しさに辟易、というよりは、感心しているようにも見えた。「時にはドローボールが必要だったり、よく考えられていますよね。景色も良いし、良いコースです」と、谷口の賛辞(?)は止まらない。

このハードセッティング攻略に向け、第一に「大きなミスをしないこと」と目標を掲げる。「凡ミスは流れも悪くなる。グリーンが小さいので、外したときの対処が難しくなると思います」と谷口。“耐えるゴルフ”をベースにし、まずは初の予選突破に挑む。

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