2010年 全米オープン

藤田、谷口徹、横尾、シーハンが「全米オープン」出場権を獲得!

2010/05/24 19:05
「全米オープン」予選会の日本ラウンドが行われ、(左から)藤田寛之、谷口徹、ポール・シーハン、横尾要の4人が出場権を獲得!

6月17日(木)に開催される海外メジャー第2戦「全米オープン」(カリフォルニア州・ペブルビーチGL)の出場権をかけた予選会が24日(月)、埼玉県の武蔵カントリークラブ 豊岡コースで開催された。36ホールのストローク戦で争われ、32人の出場者から上位4名が出場権を獲得した。

冷たい雨が降りしきる過酷な条件の中、1位で突破したのは「全米オープン」初出場となる藤田寛之。前半18ホールを7アンダー単独首位で折り返すと、後半18ホールでも8ストローク伸ばし、通算15アンダーでホールアウトした。「メチャメチャ嬉しい。やっと行けますよ」と笑顔を見せる藤田。今年3月にマレーシアで行われた「全英オープン」(7月15日~)の予選会でもトップ通過を果たしており、再び予選会からメジャー挑戦への道を切り開いた。

通算10アンダーの2位には谷口徹が食い込み、自身7回目の「全米オープン」出場権を手に。過去6回はいずれも予選落ちに終わっており、「今度こそリベンジですよ」と強い意気込みを示していた。通算7アンダーの3位タイには、ポール・シーハン(オーストラリア)と横尾要の2人。横尾は2年連続5回目の出場となり、初出場の1999年大会で57位に入って以降はすべて予選落ち。「そろそろ4日間を回りたい。もう観光はしたくないですね」と、まずは予選突破を目標に臨む。

以上4名が出場権を獲得。繰り上がり出場の可能性を残す補欠には矢野東が入った。ともに5アンダーの5位タイで終えた丸山茂樹をプレーオフで破り、2年連続出場への臨みを繋いでいる。

2010年 全米オープン