「夢のような」猛チャージ 世界ランク1位のシェフラーが首位浮上
◇米国男子プレーオフ第1戦◇フェデックスセントジュード選手権 2日目(14日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7288yd(パー70)
「まさに夢のようなスタートだったよ」。世界ランク1位のスコッティ・シェフラーは自らそう表現した。3.5mのスライスラインを沈めた1番から5連続バーディとするなど、出だし7ホールで6バーディを奪った。17位から11バーディ、2ボギーの「61」をマークし、コースレコードに並ぶビッグスコアで一気に11アンダー単独トップへ。「良いスタートを切って、やるべきことを実行できた」とうなずいた。
初日は2アンダー「68」と伸ばしきれなかった。それでも「昨日はスコア以上にいいプレーをしている感覚があった」と振り返る。「忍耐強くプレーを」と迎えた2日目。かみ合うきっかけとなったのはグリーン上だった。1パットを13回記録し、スコアに対するパットの貢献度を示す「ストロークゲインド・パッティング」は3.868で全体1位。第1ラウンドとの違いを問われた30歳は、「これがゴルフというもの。早い段階からパットを決めることができたし、いいチャンスもたくさん作れたからね」と言った。
世界ランク1位のシェフラーは、年間ポイントレース(フェデックス・カップ)でもトップを走る。今季は1月「ザ・アメリカンエキスプレス」で大台の通算20勝目を挙げ、以降は2位5回を含むトップ5が10回。ここまでの4123ptは2位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)の3329ptに794pt差をつけており、安定して上位に食い込む強さが数字にも表れている。
今季2勝目を、昨年「BMW選手権」に続くプレーオフシリーズ通算3勝目で飾りたいところ。2024年の年間王者は「週末もこの調子を続けていきたい」と、力強く残り36ホールの戦いを見据えた。(テネシー州メンフィス/中村文香)