年間王者を決めるプレーオフシリーズとは 全3戦のサバイバル方式で勝者に16億円
PGAツアー(米国男子ツアー)の2026年シーズン年間王者は全3試合のプレーオフシリーズで決まる。レギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」終了時の年間ポイントランク(フェデックスカップ)上位70人(出場69人)による第1戦「フェデックスセントジュード選手権」から全3戦のサバイバル。日本勢は松山英樹と久常涼が出場する。2007年に創設されたシリーズは毎年、形を変えて開催。20回の節目を迎える2026年のフォーマットをおさらいする。
Q.試合数は?
第1戦:8月13日~16日「フェデックスセントジュード選手権」(テネシー州メンフィス・TPCサウスウィンド)
第2戦:8月20日~23日「BMW選手権」(ミズーリ州セントルイス・ベルリーブCC)
最終戦:8月27日~30日「ツアー選手権」(ジョージア州アトランタ・イーストレイクGC)
Q.各大会の出場人数は?
レギュラーシーズン終了時のフェデックスカップポイントランキングの上位70人が第1戦への出場資格を得る。第2戦は上位50人、第3戦は上位30人と試合ごとに出場枠が絞られていくノックダウン方式。いずれも予選カットなしで行われる。
Q.各試合で獲得できるポイントは?
シーズンで獲得したポイントが引き継がれた上で、プレーオフ最初の2大会の優勝者にはそれぞれ750ptが与えられる。これは「ザ・プレーヤーズ選手権」と4大メジャーの優勝者に与えられるポイント数と同等で、通常のPGAツアーのフルフィールド大会500ptの1.5倍に当たる。2018年までは5倍、2019~2025年は4倍だった。
Q.年間王者はどう決まる?
最終戦の「ツアー選手権」の優勝者が年間王者となる。ポイントは第2戦終了後にリセットされ、最終戦に出場する30人全員がイーブンパーからスタート。2025年に大会形式が成績に応じてスコアに差をつけて始める「スターティング・ストローク方式」から従来の72ホールストロークプレー方式に変更された。
Q.各大会の賞金額は?
第1戦と第2戦は、いずれも賞金総額は2000万ドル(32億円)で、優勝者は360万ドル(5億7600万円)を獲得する。最終戦の賞金総額は4000万ドル(64億円)で、優勝者には1000万ドル(16億円)が贈られる。
※1ドル=160円で換算
Q.各大会に懸かるものは?
第1戦に進出した70人は、2027年シーズンのフルフィールド大会およびプレーヤーズ選手権への出場権を獲得する。第2戦に進出した上位50人は、さらに27年のシグニチャーイベント(昇格大会)への出場権を得る。最終戦に進出する30人には、2027年までのPGAツアー出場権に加え、2027年の「マスターズ」、「全米オープン」、「全英オープン」への出場資格が与えられる。また、年間王者には5年間のPGAツアー出場権が与えられる。
Q.歴代年間王者は?
2007年 タイガー・ウッズ
2008年 ビジェイ・シン(フィジー)
2009年 タイガー・ウッズ
2010年 ジム・フューリック
2011年 ビル・ハース
2012年 ブラント・スネデカー
2013年 ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)
2014年 ビリー・ホーシェル
2015年 ジョーダン・スピース
2016年 ロリー・マキロイ(北アイルランド)
2017年 ジャスティン・トーマス
2018年 ジャスティン・ローズ(イングランド)
2019年 ロリー・マキロイ
2020年 ダスティン・ジョンソン
2021年 パトリック・カントレー
2022年 ロリー・マキロイ
2023年 ビクトル・ホブラン(ノルウェー)
2024年 スコッティ・シェフラー
2025年 トミー・フリートウッド(イングランド)