中島啓太、金谷拓実、平田憲聖は生き残り懸けPGAツアーの秋季シリーズへ
PGAツアー(米国男子ツアー)は先週の「ウィンダム選手権」でレギュラーシーズンの幕を閉じた。日本勢は松山英樹と久常涼がフェデックスカップポイントランキング上位70位に入り、今週の「フェデックスセントジュード選手権」(テネシー州TPCサウスウィンド)で始まる全3戦のプレーオフシリーズに進出。中島啓太、金谷拓実、平田憲聖はフェデックスカップ・フォール(秋季シリーズ)で来季のツアーカードを争う。
秋季シリーズは9月「ビルトモア選手権アッシュビル」(ノースカロライナ州クリフatウォールナットコーブ)から11月「ザ・RSMクラシック」(ジョージア州シーアイランド・リゾートGC)までの8試合。「ベイカレントCレクサス」が3戦目として10月8日(木)から神奈川・横浜CCで行われる。シリーズ後、レギュラーシーズンを引き継いだポイントランク上位100位までが来季の年間出場権を得る。
昨年、DPワールドツアー(欧州ツアー)の年間ポイントランク(レース・トゥ・ドバイ)で有資格者を除くトップ10を確保して米ツアーに進んだ中島は、ポイントランク115位でレギュラーシーズンを終えた。開幕5戦目の3月「コグニザントクラシック」の途中に背中を痛めて途中棄権。平田とペアを組んだ4月末の「チューリッヒクラシック」まで2カ月弱、戦列を離れた。
復帰2戦目となった「マートルビーチクラシック」で上位争いの末に13位となってからは復調傾向を示し、7月の「スコットランドオープン」で3位。欧米のトップ選手が集う共催大会で今季初のトップ10入りを記録したが、プレーオフシリーズへのボーダーラインには届かなかった。夏場は出場権を保持する欧州ツアーへの参戦も視野に入れる。
ツアー2年目を戦う金谷は21試合に出場し、予選通過は12回、ポイントランクは144位に低迷した。初出場の“第5のメジャー”「ザ・プレーヤーズ選手権」で決勝ラウンドを戦いながら、上位争いに加われていない。7月「ISCO選手権」の15位が最高位で、翌週の「コラレスプンタカナ選手権」から4試合連続予選落ちでシーズンに一区切りをつけた。
昨年、ツアー全体1位の74.07%を誇ったフェアウェイキープ率が、ここまで64.65%(32位)に低下しているのが気になるところ。ルーキーイヤーだった昨年は、秋のベイカレントCレクサスで4位、11月「バミューダ選手権」で3位に食い込み、ポイントランク99位でシード権獲得に成功した。
昨シーズン参戦した米下部コーンフェリーツアーのポイントレースで15位に入り、PGAツアーに昇格した平田はランク168位と苦しい戦いが続く。20試合で12試合予選落ちを喫し、積み上げたポイントは94.102pt(松山1399.268pt、久常895.606pt、中島287.739pt、金谷169.291pt)にとどまっている。
初戦の「ソニーオープン」で4日間60台を並べ、24位とまずまずの滑り出しを見せた。予選ラウンドを2位で通過した5月「CJカップ バイロン・ネルソン」の19位が自己最高位のまま推移し、7月「ジョンディアクラシック」からの終盤戦で、5試合続けて決勝ラウンドに進めなかった。序盤戦に覚えた「毎週のようにカットラインとの戦いになってしまっている。その辺は変な緊張感というか、そういうものを感じながら」というフィーリングを秋にこそ払しょくしたい。