松山英樹が「プラン通り」のゴルフで週末へ 予選通過圏外から手応えつかむ18ホール
◇メジャー最終戦◇全英オープン 2日目(17日)◇ロイヤルバークデールGC(イングランド)◇7223yd(パー70)
予選通過圏外の85位からスタートした松山英樹の2日目は、納得の一打から始まった。1番での残り115yd、フィニッシュを決めた第2打はピン左1.5mにピタリと止まった。「1番でバーディを獲れたのが良かったのかな」と流れをつくり、4バーディ、1ボギーの「67」をマークして通算1アンダー。予選通過が懸かるプレッシャーをはねのけ、38位で終えた一日を「ぎりぎりカットラインが気になる状況では、良いプレーだったんじゃないかなと思う」と評価した。
初日は2オーバー「72」。ツアー屈指のアイアンショットで首をかしげる場面が多く、「思い切り振れていないのかな」と出遅れを悔やんだ。ホールアウト後にドライビングレンジで黙々と打ち込み、この日のスタート前の練習でもアイアンショットを撮影してスイングを確認。懸命な調整は、序盤から結果につながった。
1番をはじめ、実測156ydの7番(パー3)ではピン左2mにピタリ。本大会に向けて投入した3Iでティショットを放った17番(パー5)では、フェアウェイから残り約268ydをロングアイアンで6mに2オンさせてバーディを奪った。パーオン率は66.7%(12/18)。「こんなにグリーンヒットできれば、ピンチらしいピンチも少なくなると思う」。難コンディションの午後スタートながら、持ち味のショット力を発揮した18ホールになった。
「マスターズ」を含むPGAツアー通算11勝を誇る松山であっても、世界トップ選手が集うメジャーで予選を突破するのは決して容易ではない。4大メジャーで唯一、3度の予選落ちを経験している「全英オープン」ではなおさらだった。決勝ラウンドはもちろん、さらなる上位を目指す戦いとなる。「もう少しパッティングも決まってくれたらという感じ」と課題を挙げた上で、「しっかりと今日みたいに、プラン通りにできればなと思う」と視線は週末へ。手応えをつかんだ18ホールを土台に、ムービングデーに挑む。(イングランド・サウスポート/中村文香)