松山英樹は未発表ドライバーと謎の3番アイアン“プラス”で全英オープンへ
◇メジャー最終戦◇全英オープン 事前情報(15日)◇ロイヤルバークデールGC(イングランド)◇7223yd(パー70)
松山英樹は真新しいクラブをキャディバッグに加えてキャリアで12回目の「全英オープン」を戦う。2週前のPGAツアー「トラベラーズ選手権」で投入した、住友ゴム工業(ダンロップ)スリクソンの未発表1Wを継続使用。リンクスコース対策に5Wを3Iに入れ替えた。
「ZXi RKT」と刻まれた新しい1Wについて、松山はロースピンモデルと見られる「LS」を選んだ。米ツアーでは展開のない「TR」モデルもテストしたうえでチョイス。「最近はドライバーショットがよく曲がっていたので、替えてみた。替えたら今のところまっすぐ飛んでいます」と感触はもちろん、好結果に繋がっている点に自信を持つ。
風との戦いを強いられる全英では、トラベラーズ選手権で使用した同シリーズの5Wを3Iにスイッチした。こちらも未発表モデルで、バックフェースには「ZXi5+」の表記。+(プラス)が意味するものは不明だが、前シリーズを引き継いでいることは間違いなさそう。ロフト角は19.5度だという。
ボールを打つ音は、中空アイアンが奏でるような独特の響き。松山は例年、春から全英前の期間にかけてロングアイアンをテストする。今年は一時帰国していた先週、日本でこの1本に巡り合った。KBSのシャフト(ツアー130、硬さX)を選ぶのは珍しい。リンクスへの対応とは意図が異なるものの、球の上がりやすさに納得したという。
「打ってみたら、久しぶりに良い感触だった。飛距離はキャリーで240ydくらい。ランはリンクスなのでどこまでも転がる」。開幕前日に久常涼、片岡尚之と行った練習ラウンドではティショットの他に、アゲンストの風に向かう2打目でも使用。午後4時過ぎまでドライビングレンジでも最終調整を施していた。(イングランド・サウスポート/桂川洋一)