勇太、大会前日はのんびりマイペース調整
2010/03/25 05:09
米国男子ツアー「アーノルド・パーマーインビテーショナル」で、米ツアー3戦目を迎える池田勇太。大会前日はプロアマ戦が行われていたため、池田は練習だけを行いに会場に訪れた。
ドライビングレンジでは、自分の練習の合間に前後に並んで打つ選手のスイングをじっくりと観察。韓国のチェ・キョンジュが池田の前の打席に立ったときには、スイングの切り替えしなどタイミングを計るように見つめていた。
練習中、池田のところに地元テレビ局の取材要請が入った。「2週間戦ってみて、どうか?とか聞かれたけど・・・」と取材を受けたことには、あまり嬉しいとも嬉しくないとも思っていない様子。
その後、練習グリーンに移動した池田だが、プロアマに出場する選手やアマチュアが大勢いたために良い場所が見つからず、しばらく様子をみていた。するとアーノルド・パーマーが練習場に向かう姿を遠目に確認したが、近づける雰囲気ではなくその場で眺めていた。ようやく練習を始めた池田だったが、短い距離のパッティングを数十球打っただけで練習は終了した。
「この2日間、よく動けているので、今日ぐらいはのんびり過ごします」と、言い残してコースを去った。特に疲れはないと話す池田だが、慣れない米国での生活も3週間目に入り、試合前のひと時、リラックスした時間を過ごすのも良い選択となるはずだ。