「代償を払わないと次のレベルはない」タイガーに優勝インタビュー
2004/12/13 09:00
日本ツアー「ダンロップフェニックス」そして、今週の「ターゲット・ワールド・チャレンジ」と連戦優勝で復活の兆しを世界に知らしめているタイガー・ウッズ。この8ラウンドでの最小スコアは65、最高スコアでさえ69。平均が66.5と全盛期の勢いを取り戻しつつあるように見える。
-「この大会2勝目ですが、決して楽勝というわけではなかったですね」
タイガー・ウッズ
「もちろんです。ハリントンが素晴らしいプレーをしていましたからね。私も必死にバーディを取れるだけ取って同じペースでスコアを伸ばしていかないと一気に抜かれてしまうような勢いでした」
-「日本での優勝に続いて2連戦続けての優勝ですね。スイング改造が整ったということでしょうか?」
タイガー・ウッズ
「その通りです。1年かけて努力していた成果が実ったと思います」
-「施したスイング改造の成果がはっきり見えていますか?98年のスイング改造時に比べてどうですか?」
タイガー・ウッズ
「98年のスイング改造は大規模なものでした。今回のスイング改造は考え方、論理の転換でした。98年の改造には2年かかりました。今回も1年かけています。でもこの代償を払わないと次のレベルはないと思ったのです。ですからひたすらレンジでボールを打ちつづけました」
-「ところで、接戦の試合に勝つのと、奥様にクリスマスプレゼントを探すの、どちらが苦労しますか?」
タイガー・ウッズ
「その話しはしないでくれよ(笑)。まだ何も買ってないんだ。すごく悩んでいるんだよ」