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新「世界№1」ビジェイ・シン・・・実際は何も変わりませんよ

ついに念願の世界ゴルフランキング№1に上り詰め、その1週目を迎えたビジェイ・シン。世界№1として参戦する記念すべき試合、PGAツアー「ベル・カナディアン・オープン」の会場で単独インタビューを行なった。

-「ついに念願の№1ですね」

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ビジェイ・シン
「良い響きですが、実際は何も変わりませんよ。もちろん高い目標を手に入れたのですから、達成感はあります。2年前に掲げた目標でしたからね。しかし№1になったからといっても何も変わらないんですよ。試合に参戦すれば出場選手の1人として必死に戦うだけです」

-「タイガーがPGAツアーに参加してからというもの、わずかの選手しか№1の座につくことが許されてきませんでした。先週そのタイガーと直接対決で勝ち、この№1の座を奪い取ったというのはやはり嬉しいものですか?」

ビジェイ・シン
「タイガーと直接対決するのは常に楽しいものです。素晴らしいプレーヤーですし、手応えのある相手ですからね。そして厳しい戦いでした。僕も苦戦したし、タイガーも苦戦していた。でも素晴らしいプレーもしていた。僕はただ自分のゲームに集中しようとしていました。自分には勝てる力があると信じて戦っていたんです。優勝だけを考えて、№1のランキングのことはもちろん頭にありましたが、考えないようにしていました」

-「41歳で、誰よりも努力家のあなたですから、さぞ№1の座は重く受けとめているでしょうね」

ビジェイ・シン
「なんでそんなに№1のランキングに拘るんですか?今週にも変わってしまうかもしれませんよ。毎週世界中で試合は行なわれているのですから。№1になったことで有頂天になるつもりはありません。№1になれるほど、安定した良い調子を保つこと、それが目標だったのです。そしてこれからも№1を維持したいという意味ではなく、安定した高調子を維持したいんです」

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