米国男子ツアー

全米プロ3日目/レナード「明日は世界トップとガチンコ勝負」

2004/08/15 09:00

-少し休養を挟んでリフレッシュしてツアーに帰って来たみたいですが、その間にメンタル的にも楽観的と言うか結果第1主義ではなくなったみたいですね。明日、ビジェイかあなたかという局面でそのメンタリティーを維持し続けるのは難しいですよね?

ジャスティン・レナード(10アンダー、2位)
「そうですね、それが一番の大敵だと思ってます。ここ数年、ゴルフに対する考え方、取り組み方は変わりました。明日の成績が僕の人間性を形成するわけではないし、自分の中での人生観を変えるわけでもないし、他人の人生を影響するようなものであってはいけないとも思う。もしそのメンタリティーで臨めれば、自分が今までやってきたことを発揮できるチャンスは出てくると思う。この大会を勝たねばならない、という心配も無くなる。細かいことだけど、それができれば自ずと結果は出るんじゃないかな」

-自分のプレーに集中しているとは思うのですが、今季は絶好調なビジェイのような選手に追いつこうと、またはついていこうとするのはどれだけ大変なことなんですか?

ジャスティン・レナード
「幸運にも、僕は彼の飛距離はついていこうとは思ってないから、そこは心配事が一つ減るよね(笑)」

-「ついていく」という意味では・・・?

ジャスティン・レナード
「ストライド?それも難しいよね(笑)彼は足長いからね。

「いや、ビジェイはここ1年半、2年でツアーでベストプレーヤーと言っても過言ではないと思う。もしベストでなければ僅差の2位か3位には入ってるよ。明日は楽しい一日になるだろうね。世界トッププレーヤーとガチンコ対決できるんだから。でも、それよりピート・ダイがデザインした難関コースをどう攻略していくかを考えることを優先する。ビジェイがどうこうではなくて」