「このコースでは何も期待しちゃいけないよ」タイガーにインタビュー
2004/03/28 09:00
ザ・プレーヤーズ選手権 3日目
タイガーが前半でチャージをかけたとき、誰もが「やっと来たか?」と期待した。しかし結果はバックナインで急ブレーキ。結果4アンダーで首位に10打差とタイガーなら不可能ではないが、厳しいポジションとなった。
タイガー・ウッズ
「今日は納得のいくプレーができて、努力が報われた感じだ。いろいろなことがしっくりまとまり出した。日々刻々と良くなっている。9番でのチップイン・バーディでは運も味方してくれたしね」
前半ハーフを4アンダーで折り返したタイガー。2オン確実のパー5が2つ残っているバックナインを前に、誰もが“64”を期待した。
タイガー・ウッズ
「このコースでは何も期待しちゃいけないよ」
11番パー5で素晴らしいティショットを放ったタイガー、バーディが確実と思われたが、アプローチをミスしてしまい結果はパー。でも痛手はボギーの気分だった。しかし12番13番の連続バーディで復活。残り5ホールで6アンダーにまで伸ばし会場は活気に満ちた。15番でボギーを叩き、1打落とすも、16番ではグリーンサイドの深いラフから柔らかいタッチの素晴らしいアプローチですぐさまバーディを取り返した。しかし17番で再びボギー。最終18番ではフェアウェイで大自然の悪戯に泣かされる。
タイガー・ウッズ
「バックスイング中に風が変わったんだ。ダウンウインドになったから持っているクラブじゃ、長すぎると思ってスイングをコントロールしようと思ったんだけど失敗した。打たずに仕切り直せばよかったんだ。でもフェースを少し開いて少しロフトを足してやれば大丈夫かと思って打ったんだけど、結果は大きく右だったね。上がり2ホールの内容は目の前にチャンスがあったのにつかみ損ねてしまい厳しかった」