2025年 ザ・ジェネシス招待

ロリー・マキロイが“過去イチ”のお気に入りクラブ明かす 連勝へ「67」

2025年 ザ・ジェネシス招待 2日目 ロリー・マキロイ
連勝へマキロイが「67」で浮上(Orlando Ramirez/Getty Images)

◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 2日目(14日)◇トリーパインズGC サウスコース(カリフォルニア州)◇7765yd(パー72)

7バーディ、2ボギー「67」のスコアに、ロリー・マキロイ(北アイルランド)は「Bプラス」の評価を付けた。「良いショットが多く、大半は良いプレーができた。リカバリーも良かった。パー5でのプレーが少し残念。バーディが9番だけだった」。通算5アンダーの4位で迎える週末への“伸びしろ”は、まだありそうだ。

広告の後にも続きます
広告の後にも続きます

ロサンゼルスの山火事の影響で、開催コースがリビエラCCから毎年「ファーマーズインシュランスオープン」が行われるトリーパインズGCに変更された今大会。マキロイは例年、DPワールドツアー(欧州ツアー)で新シーズンを迎える年も多く、同大会には2022年から出場がない。

21年の「全米オープン」以来の当地でのプレーは、グリーンを狙うショットがポイント。「グリーンが軟らかいポアナ芝でスピンコントロールをしなくちゃいけない。1番手、2番手長いクラブでスピンを抑えるケースが多々ある」という。

2週前に優勝した「AT&Tペブルビーチプロアマ」のペブルビーチGLと似た状態と語る一方で、ラフの厳しさは持ち前のパワーで解決。「ティボックスではできる限り力いっぱい飛ばそうと思っている。もちろんフェアウェイに行けば最高だけど、ラフからならスピンがかかり過ぎる心配がない」。後半17番では330ydの1Wショットを右サイドに曲げた後、ウェッジで残り124ydをピンそば50㎝で止めて、この日7つ目のバーディを奪った。

第1打のスコア貢献度を示すストローク・ゲインド・オフ・ザ・ティは2日間で2位の「+2.733」。ティショットでアドバンテージを取るプレーぶりは健在だ。ちなみにホールアウト後の取材では「今までで一番のお気に入りのクラブは?」という質問が飛び、「たぶん、M2ドライバーだ」と回答。以前契約していたナイキが2016年夏にクラブ製造事業から撤退した直後、最初に選んだテーラーメイドのクラブ。「ガレージでまだ眺めることがある。まだ使えればいいのにと思うことがあるよ」と笑った。

首位とは3打差、シグニチャーイベント(昇格大会)連勝へ絶好の位置で折り返す。厄介なポアナ芝のグリーンを前にしても「とにかく受け入れる必要がある。きょうはラインに正しいスピードで転がすことだけを心がけた」と落ち着いている。(カリフォルニア州サンディエゴ/桂川洋一)

この大会の画像をすべて見る
広告の後にも続きます
広告の後にも続きます
広告の後にも続きます

アクセスランキング

  • 総合
  • ツアー
  • レッスン
  • ギア情報

SPECIALコンテンツPR

こちらもおすすめ

GDOサービス

GDOのサービス