今季初の予選通過ならず 金谷拓実は課題と手ごたえを持って欧州ツアーへ
◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 3日目(24日)◇トリーパインズGC (カリフォルニア州)◇サウスコース(7765yd)、ノースコース(7258yd、いずれもパー72)
金谷拓実はこの日、順延となっていた第2ラウンドの残り2ホールをプレー。ノースコース(NC)17番(パー5)のセカンドショットからスタートし、3Wでグリーンの奥ラフまで運び、ウェッジで4mに落としてバーディを奪った。
予選通過まで1打差に迫った最終18番は1Wを振り切ったが、左ラフに入れて3オン2パットのボギーとなった。第2ラウンドを2バーディ、6ボギー「76」でプレーし、通算3オーバー80位で予選落ちした。
今季初の予選通過を逃し、「残念」と肩を落とした。初日に高い精度を見せたティショットは、強風の中でプレーした2日目も冴えた。フェアウェイキープ率は85.7%(12/14)をマークした。
「ティショットはすごく良かった。パッティングが風の中でなかなかうまく打つことができなかったから、そういったのもしっかり課題として次のメキシコまで頑張ります」と2月20日開幕の次戦「メキシコオープンatヴィダンタ」(ビダンタバジャルタ)を見据えた。
出場機会のない3週間は「ヨーロッパの試合に行こうと思う」とDPワールドツアー(欧州ツアー)で経験値を蓄える。
「もうちょっと自信を持ってプレーできればと思うし、でも(PGAツアーを主戦場にしたのは)初めての経験なので、これから今回の経験をしっかり生かして。(試合に)アジャストして帰ってこられるように頑張ります」と話した。(カリフォルニア州サンディエゴ/石井操)