「全英オープン」は2027年に聖地セントアンドリュースへ 2番目に多い開催会場は?
R&Aは23日、主催大会「全英オープン」の2027年大会をスコットランドのセントアンドリュース オールドコースで行うと発表した。1860年の初回大会から数えて155回目。ゴルフの聖地での開催はキャメロン・スミス(オーストラリア)が優勝した2022年から5年ぶり、31回目となる。
英国の名門コースを巡るメジャーで31回の開催は史上最多を誇る。27年は伝説的なアマチュア、ボビー・ジョーンズが当地で大会2勝目を飾ってからちょうど100年目。その他にも1946年のサム・スニード、70&78年ジャック・ニクラス、84年セベ・バレステロス(スペイン)、90年ニック・ファルド(イングランド)、2000&05年タイガー・ウッズら名選手がクラレットジャグを手にしてきた。
ウッズは22年大会で予選落ち。2日目に18番ホールの名所スウィルカンブリッジを渡り、「ここセントアンドリュースで最後の全英オープンになったかもしれないと思っている」と語った。
なお、開催回数が2番目に多い会場は第1回から12回大会をホストしたプレストウィックで24回、3番目は16回のミュアフィールド(いずれもスコットランド)が続く。
7月17日に始まる今年度大会は北アイルランドのロイヤルポートラッシュGCで、2026年はイングランドのロイヤルバークデールGCで実施する。