2025年 ザ・アメリカンエキスプレス

「楽しいけど、やっぱり楽しくない」 大西魁斗が感じるルーキーイヤーのもどかしさ

2025年 ザ・アメリカンエキスプレス 2日目 大西魁斗
最終日進出を目指し3日目へ

◇米国男子◇ザ・アメリカンエキスプレス 2日目(17日)◇PGAウエスト スタジアムコース(7210yd)、ニクラス・トーナメントコース(7147yd)、ラ・キンタCC(7060yd/いずれもカリフォルニア州、パー72)

大西魁斗は予選2日間を終えて通算4アンダー93位。ラ・キンタCCを回った初日、ニクラス・トーナメントコースでの2日目をいずれも「70」で回り、「バーディを獲れるところで獲れなかった。それが残念です」と伸ばしきれなかったことを悔やんだ。

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2025年 ザ・アメリカンエキスプレス 2日目 大西魁斗
下部コーンフェリーツアーを経てPGAツアーに昇格したルーキーは奮闘中

初日はセカンドショット以降の縦距離に苦戦した。開幕前の感覚から「山の中というのもあって、アイアンの飛距離が3、4yd飛ばない想定で来た」と開幕を迎えたが、オーバーする場面がいくつかあった。調整して臨んだ2日目は、パッティングに苦戦してチャンスを逃した。

昨年は下部コーンフェリーツアーで優勝し、今季からPGAツアーに昇格したルーキー。ベテランから若手選手まで層が厚い下部ツアーで「上位30人」の狭き門を突破した実力をなかなか発揮できない。昨年よりも多くのギャラリーに囲まれてのプレーを楽しみつつ、もどかしさも感じている。「場所は最高。この空気感は楽しいけど、スコアが出ないとやっぱり楽しくはない。残念な気持ちの方が勝ってしまうので、そうならないように調整していきたい」と模索を続ける。

予選最終日の3日目に回るPGAウエスト・スタジアムコースは、3コースの中で「一番難しい」と覚悟している。「パターが入ってくればスコアは伸ばせる。ライン読みは悪くない。打ち出しや距離感の問題だと思うので、そこを明日に向けて修正していきたい」。クラブハウス前のパッティンググリーンで何度もボールを転がした。(カリフォルニア州ラ・キンタ/石井操)

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