米国男子ツアー

「2005年は最高の年だった」タイガーが今年1年を振り返る!

2005/12/16 09:00

タイガー・ウッズ
「今年はこれまでで1、2位を争う最高の年だったと言えるでしょう。ずっと取り組んできたスイングの改造など、いろいろ苦しかったことを乗り越え、いい成績が残せたことを誇りに思います。そして来年は今年以上にいい年にしたいですね。オフシーズンはゆっくり休みながら来年のマスターズをはじめとするメジャーに向け、どんな所を調整すべきかじっくりとチェックするつもりです。

例えばこれを修正するのに2ヶ月間、その間に良くなるように調整を行うといったように具体的に予定を組んで取り組むんです。もしかしたらその期間では足りなかったとしても十分な仕上がりになることを期待して行います。そして来年の今頃、2年後の今頃にはこうでありたいという目標を立てていきますから、予定を組んでいくだけでも結構時間がかかりますね。でも、過去半年間で目標を達成することができたので嬉しいです。

20代でこれだけ多くのメジャータイトルを獲得できるなんて思ってませんでしたし、世界中でこんなに何度も優勝できるなんて想像もつきませんでした。プロに転向した時の自分のゴルフにはムラがありましたからね。飛距離は出ていましたが安定性に欠けていたのでかなりの練習が必要でした。でもそれが20代で直せたと思います。

来年のメジャーを考える時、舞台は多少意識しますが、もしもピークでその週を迎えることができれば開催コースは関係ありません。コースによっては特定の選手に有利になる時もありますが、気持ちも乗っていてゴルフも絶好調な時にメジャーを迎えたら優勝できて当然だと思います。ゴールはいつも設定しています。来年のゴールは4大トーナメントで勝つことです」