1週間前にPGAツアーは2007年以降のスケジュールを大幅に変え、新たにチャンピオンシップ・シリーズを始めることを発表。今もそのスケジュールが一番の話題となっている。

9月上旬の労働者の日（レイバーデー）を過ぎるとアメリカン・フットボールのシーズンが開幕する為、ゴルフの大会はあまり注目されず中継の視聴率も下降線をたどるようになる。そこで2007年からPGAツアーのシーズンは9月で終了。さらにツアーを盛り上げる為にシーズンを通じてポイントが争われる「FedExカップ」シリーズも始まる。タイガー・ウッズを始めとするビッグネームはそうした変更を歓迎しているようだが、他の選手はそうでもないようだ。

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ロッコ・メディエイト(賞金ランキング114位)
「BCオープンやサザンファーム・ビューロ・クラシックといった大会がなくならない限り私は賛成です。そうした大会が行われる地元の人々は昔から私達を支えてくれていますからね。ロスをはじめマーケティングバリューの高い地域だけで大会を行うのは良くないと思います」

トム・パニースJr(賞金ランキング49位)
「賞金ランキングで126位から150位までの選手は大会が減るのではと心配していると思います。私達が気にしているのは大きな大会と並行して行われるトーナメントが2007年も開催されるかどうかです。全英オープンやWGCと同じ週に行われるトーナメントがなくならないかどうか、それが一番心配ですね」