オーガスタナショナルGCがハリケーン直撃の地元に7億円超を寄付 コースも被害
2024/10/04 13:44
ゴルフの男子メジャー「マスターズ」を主催するオーガスタナショナルGCは3日、ハリケーン「ヘレン」によって甚大な被害を受けた地元の復旧活動を支援するため、セントラル・サバンナ・リバー・エリアのコミュニティ財団と連携して500万ドル(約7億3390万円)を寄付すると発表した。
オーガスタナショナルGCチェアマンのフレッド・リドリー氏は、静岡県の太平洋クラブ御殿場コースで3日に開幕した「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」のため来日予定だったが、ハリケーンの影響で到着が遅れた。最大風速140マイル(62.58m/s)の風を伴うカテゴリー4で、リドリー氏も「私の人生で見たことがないものだった」と話す。
オーガスタナショナルGCにも深い爪痕を残し、「多くの人が力を合わせて復旧作業に取り組んでくれている。いつになるかは分からないが、なるべく早く以前のように営業したい」と状況を説明。その上で「いまは地域の皆さんが心配。停電や断水が続き、私たちは何日間も生活インフラを失っています。このような自然災害によって何が起こり得るか、改めて思い知らされます」と話し、地域に寄り添っていく意向を強調した。