世界選抜副主将の丸山茂樹 全敗スタートに「今日は個々のパフォーマンスの問題」
◇米国選抜VS世界選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 初日(26日)◇ロイヤルモントリオールGC(カナダ)◇7279yd(パー70)
初日はフォアボール(ホールごとに各ペアのいい方のスコアを採用)形式のダブルス5試合が行われた。開催15回目で1998年の第3回大会(オーストラリア開催)以来の2勝目を目指す世界選抜が米国選抜に5戦全敗を喫した。
松山英樹と地元カナダのコーリー・コナーズのペアがパトリック・カントレー&サム・バーンズ組に2&1で敗れるなど、世界選抜がポイント獲得0に終わったのは07年以来4度目。ホームになるカナダ開催で最悪のスタートになった。
副キャプテンの丸山茂樹は「今日はチームうんぬんじゃないと思う。ゴルフって(パットやアプローチの)締めが大事で、そこがみんな調子悪かったっていうのは、個人的なパフォーマンスだから」と一日を振り返り「見てるとちょっともったいないかな、歯がゆいかなっていう感じ」と残念がった。
スタート1番で先手を奪いながら逆転された松山&コナーズ組については「コナーズに練習ラウンドの時のショット、パットのイメージがもうちょっとあったら、そこまで苦労しなかったかなと思う。でも、彼も地元だし、負担もあったのかな」。松山の出来については「ドライバーに関しては悪くなかったかもしれないけど、アイアンは今ひとつだった気はするね。お互いにうまくかみ合わなかったんじゃないですか」と感想を口にした。
27日の2日目はフォアサム(ペアが1つのボールを交互に打つ)のダブルス5試合で、松山はイム・ソンジェ(韓国)と組んでプレーする。丸山は「チャンスがないわけじゃない。交互に打つわけだから、異常に噛み合う時は噛み合うものだし」と巻き返しを期待した。
大会は3日目に午前と午後で4マッチずつ計8マッチ、最終日は両チーム12人ずつの全24人が出場する12マッチを実施。勝ち1pt、引き分け0.5ptで、先に15.5ptに到達したチームの勝利となる。