松山英樹が腰痛で棄権 プレーオフ第2戦の2日目スタート前
2024/08/24 00:01
◇米国男子プレーオフ第2戦◇BMW選手権 2日目(23日)◇キャッスルパインズGC(コロラド州)◇8130yd(パー72)
松山英樹が腰痛のため、プレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」の2日目スタート前に棄権した。
この日は午前9時10分(日本時間24日午前0時10分)のティオフに備え、早朝にゴルフ場入り。パッティング練習に続き、ドライビングレンジでアイアンショットの練習をしていたが、途中でやめた。
松山は前日の22日、体調不良のため会場入りを遅らせ、スタートの直前までプレーできるかどうか検討していたが、出場した。「67」をマークし、首位と1打差の2位で発進していた。
前週のプレーオフシリーズ初戦「フェデックスセントジュード選手権」で今季2勝目、PGAツアー通算10勝目を挙げ、年間ポイントレース(フェデックスカップランキング)で現在3位につける。
棄権により、ランクの浮上は望めない。次週のプレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)で、初の年間王者タイトルの獲得へ逆転を期すことになる。
会場を去る前に約1時間、ツアーのトレーニング・マッサージ用のバスの中でケアを受けた。「腰痛?そうですね」と明かし、体調についても「風邪でしょうね」と回復していない様子をうかがわせた。次週に向けて「(体調を)治して、やれれば」と話した。