米国男子ツアー

2005年開幕戦直前インタビュー:タイガー・ウッズ

2005/01/06 09:00

-スイング改造について

タイガー・ウッズ
「どんな改造でも時間がかかるものだ。僕のスイング改造には思った以上に時間が掛かってしまい、苛立ちを感じた時期もあったけど、でも必要な改造だったんだ。でも改造中の辛い時期でもなんとか参戦した試合では踏ん張りを見せることが出来ていた。そして04年終盤に努力が実を結び、納得のいくプレーで2勝を挙げられたんだ」

-2005年の展望は?世界ランク1位に返り咲くのか?

タイガー・ウッズ
「2005年の展望としては自分が調子を取り戻しているだけに、すごく期待しているよ。世界ランキング1位に返り咲くかどうかという質問を良く受けるけど、それは分からない。昨シーズンは決してベストとは言えないプレーだったために、ランキング1位を失ってしまった。自分の調子は上向き状態にあるけど、ランキングが入れ替わったのは僕だけが要因じゃない。ほかの選手がどんどんレベルアップしている証拠だ。ビジェイはメジャーを含む年間9勝、エルスは3つのメジャーで優勝争いをした。全部勝てても不思議じゃないほど素晴らしいプレーをしていた。超一流選手達がさらにレベルアップしているんだ」

-1999年時のスイング改造以上の出来映えと聞くが、2000年を上回る結果が出せそうか?

タイガー・ウッズ
「昔に比べて最近は選手層の全体がレベルアップしている。ロースコアが当たり前なんだ。昔はパープレーの日があっても優勝できた。いまは60台で周っていなければカットラインも危うい場合がある。それだけ、ツアー全体がレベルアップしているんだ。そうそう簡単には勝てないだよ」

-29歳になりましたね

タイガー・ウッズ
「驚きなのは、年齢よりもツアー10年目という事実です。時間が過ぎ去るのがあまりにも早いと実感しました。気がつけば10年目です。怖いくらいです。本当にここまであっと言う間でした」