2024年 フェデックスセントジュード選手権

痛恨“ダボ”で追う立場に…松山英樹「残り3ホールで切り替えようと」/一問一答

2024/08/19 08:21
17番のバーディで再逆転。8mをねじこんだ

◇米国男子プレーオフ第1戦◇フェデックスセントジュード選手権 最終日(18日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7243yd(パー70)

松山英樹がPGAツアー通算10勝目を飾った。2月「ジェネシス招待」以来の今季2勝目。ポストシーズンのプレーオフシリーズでは初勝利を挙げた。年間ポイントレース(フェデックスカップ)では3位に浮上。年間王者の栄冠を視界に捉え、手ごたえと喜びを口にした。

―終盤で逆転された
14番が終わって2打リードが分かっていたが、ビクトル(・ホブラン)ザンダー(・シャウフェレ)が16番(パー5)でイーグルを獲ると思った。だから、(15番のダブルボギーで)リードされていると思ったら、その通りに1打ビハインドになっていた。17、18番でどちらかで(バーディを)獲らないと、優勝の可能性が低くなると思った。

―14番(パー3)で第1打を池に
14番のティショットはピンを向いて、自分の状態がよくないにもかかわらず歓声につられて、(ピンの)左の20フィート(約6m)くらいに落とそうと思っていたが、ミスショットをしてしまった。

―15番ではダブルボギーに
15番はその影響で、今週左につかまる球が多かったので、ティショットを右のラフに入れてしまった。アプローチは奥の小川を意識してしまって寄せられなかった。残り3ホールで切り替えようと思った。

―田渕大賀キャディと初めて組んで
ここに来るまでほとんどしゃべったことがなかったが、久常涼選手とのキャディをずっとやっていて、PGAツアーでの心配はしていなかった。今までとちょっと違ったルーティンになることもあったが、仕方のないこと。彼は彼なりに頑張ってくれた。ライン読みは助かりました。

―終盤2ホールで逆転
17番、18番はフェアウェイに置ければバーディチャンスにつけられる。17番で左のラフに入れて厳しいなと思ったが、(2打目で)良い位置にはのせられた。このパットを入れれば並んで18番に行けると、集中して打てた。

―早藤将太キャディとの復活は?
きょう、デンバー(BMW選手権の会場)に入りました。

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