大会最高額「全英」でいくら稼いだ？ 66位の松山英樹は

◇メジャー最終戦◇全英オープン 最終日（21日）◇ロイヤルトゥルーンGC（スコットランド）◇7385 yd（パー71）

今季メジャー最終戦が閉幕し、優勝したザンダー・シャウフェレが賞金310万ドル（約4億8820万円）を獲得した。メジャー初優勝を飾った5月「全米プロ」の333万ドル（5億2600万円）に続き、再びビッグマネーを手にした。

賞金“0円”だった1860年の第1回大会から増加を続けてきた今年の賞金総額は、前年比50万ドル増の1700万ドル（約26億7700万円）に設定。大会史上最高額を更新した。

メジャー初出場での優勝がかかっていたダニエル・ブラウン（イングランド）は、10位タイで31万7533ドル（約5000万円）を手に。快挙は逃したものの、主戦場とするDPワールドツアー（欧州ツアー）過去46試合で稼いだ総額（91万7150.35ユーロ＝約1億5740万円）の約3分の1にあたる額を手にした。

66位タイで終えた松山英樹は4万280ドル（約630万円）を獲得した。

はじめて賞金が設けられたのは第4回の1863年で総額10ポンド。前回ロイヤルトゥルーンで行われた2016年大会（賞金総額650万ポンド）まで英ポンド建てで支払われ、米ドル建てになったのは翌17年から。1025万ドル（当時780万ポンド相当）と前年を大きく上回った。