松山英樹は4連戦目 トップ10が3度の大会も「得意なイメージは…」
◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 事前(13日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)
「疲れはありますけど、大丈夫です」。松山英樹が、年明けすぐに4連戦を組むのは2014年以来だ。例年スキップしていた「AT&Tペブルビーチプロアマ」が昇格試合になったため、1月「ファーマーズインシュランスオープン」からこれで4週連続の出場になる。
連戦に加え、前週「WMフェニックスオープン」は予定外に体力を削られた。悪天候の影響で初日から順延が続き、2日目に29ホール、最終日に22ホールをプレー。早朝から日没までコースにいる日が続き、さすがに疲れが出たのか今週は月曜、火曜はラウンドをせずに練習のみにとどめた。
それでもこの日は正午ごろコースに入り、4時間ほど練習。スペック違いのクラブや練習法を試しながら、開幕に備えた。
今季6戦目を迎え、感触は決して悪くない。「ショットもアプローチもパターも、良いところと悪いところの差がかけ離れ過ぎて、スコアにつなげられないっていうのが最近の傾向」と手応えがある分、もどかしさを感じる試合が続いている。
過去2勝を挙げたWMフェニックスオープンは22位で終了。「良いところも増えてきていますし、良くないところも多々ある。嫌なところでも、なんとなく(良いところが)出るようにならないとだめだと思う」と試行錯誤を続けている。
「ザ・ジェネシス招待」には今年で10度目の参戦となる。「そんなに得意なイメージはないですけど」と話すが、トップ10には3度入っている。「うまくプレーできれば上位に行ける。しっかり頑張りたい」と話し、開幕前日の14日のプロアマ戦18ホールで最終調整を行う。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/谷口愛純)
<ザ・ジェネシス招待の過去の戦績>
14年 23位タイ
15年 4位タイ
16年 11位タイ
17年 予選落ち
19年 9位タイ
20年 5位タイ
21年 予選落ち
22年 39位タイ
23年 予選落ち