開幕前日のペブルビーチは荒れ模様 松山英樹は練習場で調整
2024/02/01 10:12
◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前(31日)◇ペブルビーチGL(6972yd/パー72)、スパイグラスヒルGC(7041yd/パー72)
開幕前日、大会初出場の松山英樹は、練習場で約2時間半を過ごしてコースを後にした。この日の天気予報は激しい雨と、強い風。水曜の悪天候を見越して、大会で使用する2コースをすでに月曜と火曜で1ラウンドずつ回っていた。
PGAツアーの発表によれば、この日は午後から雨が降り出し、夕方をピークに激しい雨が続く予報。風も強まり、風速は10~30mph(4.5~13m/s)、最大瞬間風速は45mph(約20m/s)に及ぶ見込みとされている。大会側は安全を考慮して観客を入れず、水曜のチケット購入代については木曜への振り替えか全額返金の対応をとった。
悪天候の予報を受け、練習場にいた選手も正午を過ぎるころにはまばら。松山は午後2時頃まで練習を行ってコースを出た。
2023年大会は、強風の影響で土曜の第3ラウンドを終えられず順延。日曜の最終ラウンドも全員が72ホールを完走できず、大会としては2019年以来となる月曜決着となった。今年は「昇格大会」として出場人数を80人に絞っているが、木曜からの4日間も強弱の差はあれ雨模様。今年もペブルビーチは荒れそうだ。(カリフォルニア州ペブルビーチ/谷口愛純)