2023年 BMW選手権

松山英樹が最終戦に進む確率は? 統計サイトのプレーオフ予想

2023/08/17 07:43
窮地にいるのは承知の上。いつもと同じく優勝を目指す姿勢に変わりはない

◇米国男子プレーオフ第2戦◇BMW選手権 事前(16日)◇オリンピアフィールズCC(イリノイ州)◇7366yd(パー70)

今季のフェデックスカップランキング上位選手が出場するプレーオフシリーズ全3試合は、トップ50に絞られた第2戦に入る。今大会を終えた上位30人が次週の最終戦「ツアー選手権」に進出。当落線上にいる選手の動向が注目されるなか、PGAツアーとパートナーシップを結ぶカナダ発のゴルフ統計サイト「データ・ゴルフ」が選手ごとの確率予想を発表した。

同サイトは欧米ツアーの各選手の試合結果やスタッツ、コースコンディション、気象状況などをもとに統計分析を行い、試合ごとに勝率などを発表。ライブ予想では、大会の進行とともにストローク数などを考慮して随時更新される。

開幕前日はリラックスモード

プレーオフシリーズに関するデータでは、今週開幕前における最終戦への進出と、フェデックスカップ制覇の確率が示された。ランク47位で迎える松山英樹の進出確率は「6.4%」。942ptの松山とランク30位のサム・バーンズ(1361pt)とは419pt差で、PGAツアーの見立てでは今週『3人以内の4位タイ』に入ることを最低条件としている。

松山は火曜(15日)の練習ラウンドを終えて、「優勝に近い数字じゃないと来週には行けないと思うので、優勝を目指さないといけないんだなって。自分の状態はそこまで上がってきているとは言い難いけど、頑張りたいと思う」と言葉を残した。

サインを求めてファンが集まる

開幕前日はプロアマでイン9ホールを回って最後の調整を行った。前週のプレーオフ初戦「フェデックスセントジュード選手権」最終日では、トップ50の圏外から上がり4ホールで4ストローク伸ばすチャージを見せて今週のフィールドに食い込んだ。窮地から這い上がってきた勢いそのままに、10年連続の最終戦出場に向けて第2戦に挑む。(イリノイ州オリンピアフィールズ/谷口愛純)

<データ・ゴルフによる主な選手の予想>
フェデックスカップランク:(最終戦進出確率/フェデックスカップ制覇の確率)

1位:ジョン・ラーム(―/18.5%)
2位:スコッティ・シェフラー(―/30.7%)
3位:ロリー・マキロイ(―/19.1%)
4位:ルーカス・グローバー(―/0.8%)
5位:パトリック・カントレー(―/10.5%)
27位:ジョーダン・スピース(90.3%/0.5%)
28位:イム・ソンジェ(88.4%/0.4%)
29位:クリス・カーク(47.6%/0.1%)
30位:サム・バーンズ(59.8%/―)
32位:ジャスティン・ローズ(23.4%/―)
47位:松山英樹(6.4%/―)

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