2023年 3Mオープン

10年連続の最終戦切符へ正念場 松山英樹はトップ30まであと何ポイント?

2023/07/26 12:40
10年連続の最終戦進出という“快挙”を目指す※撮影は「全英オープン」

◇米国男子◇3Mオープン 事前(25日)◇TPCツインシティーズ(ミネソタ州)◇7431yd(パー71)

フェデックスカップランキング上位者だけが出場できるプレーオフシリーズは、今季から出場人数が大幅に絞られることになった。

まずは上位125人→70人となった初戦「フェデックス セントジュード選手権」(8月10日~/テネシー州TPCサウスウィンド)の切符をかけた戦いが、今週を含めたレギュラーシーズン残り2試合で決着。ツアー通算15勝、過去7シーズン連続で精鋭30人だけの最終戦「ツアー選手権」を経験したジャスティン・トーマスも、フェデックスカップランク75位からの浮上を目指して今大会に初参戦する。

2戦目「BMW選手権」も70人→50人にハードルが上がり、ランク54位の松山英樹もこの2試合が正念場だ。継続中の選手として最長となる9年連続の「ツアー選手権」進出を果たしてきたが、今季のトップ10入りは2試合にとどまる。現在50位のニック・ハーディとは68pt差、30位のジョーダン・スピースとは381pt差がある。

メジャーを除くレギュラーシーズンの試合で得られるポイント配分は基本的に優勝500pt、2位300pt、3位190pt…11位で70pt。プレーオフシリーズに入ると優勝2000pt、2位1200pt、3位760pt…6位400ptと4倍にアップする。ほかの選手の成績によって変動はあるものの、少なくともプレーオフ初戦終了までに約70pt、2戦目終了までに約400ptの加算はマストになる。

2024年シーズンに8試合を予定している「指定大会(ディジグネイテイテッド・イベント)」に出場するためにも、BMW選手権まで生き残ることが重要になる。指定大会は出場人数を70~80人に絞り、予選カットなしで行われるエリートフィールド。出場資格はフェデックスカップランク上位50人、世界ランク上位30人などに限られる見込みだ。

松山は前週のメジャー「全英オープン」を13位の好成績で終了。タフな連戦を組んで、10年連続のツアー選手権を目指す。

フェデックスカップポイント配分

順位レギュラープレーオフ
15002000
23001200
3190760
4135540
5110440
6100400
790360
885340
980320
1075300
1170280
1265260
1360240
1457228
1555220
1653212
1751204
1849196
1947188
2045180
2143172
2241164
2339156
2437148
2535.5142
2634136
2732.5130
2831124
2929.5118
3028112
3126.5106
3225100
3323.594
342288
352184
362080
371976
381872
391768
401664
411560
421456
431352
441248
451144
4610.542
471040
489.538
49936
508.534

2023年 3Mオープン