米国男子ツアー

サッカーユニフォームでのプレーはイエローカード?

2006/02/02 09:00

ゴルフ界でベストドレッサーとして知られているイアン・ポールター(イングランド)が、2週間前に中東アブダビで行なわれた試合でイングランド・プレミアリーグの人気チーム、アーセナルのユニフォームを着てプレーした事がツアーで問題になり、今週ツアー委員会で論議となった。

胸に大きく【 O2 】ロゴが入ったサッカーユニフォームは、ツアーで定められている服装規定に反しているのではないか?ということで問題になっていた。アーセナルの熱狂的ファンで、愛用するゴルフシューズにもアーセナルの小さいロゴを入れているポールターは「こんな服を来てプレーしたら楽しいかな?と思って着てみただけなんだ。問題をおこすつもりは全くないよ。少し違った感じの服もいいかなと思っただけだけど、もし罰金という事になったら悲しいね・・・」とコメントを残していた

結局、ツアー側の結論は罰則なしということで一件落着となったが、世界ナンバーワンのタイガー・ウッズも登場する「中東ドバイデザートクラシック」となる今週は、同じようなサッカーシャツを4枚持ってきているらしい。

イアン・ポールターは30歳、これまで2000年に欧州ツアー新人王で輝くデビューをしてから着実に力をつけ欧州ツアー6勝、欧米対抗ライダーカップでも勝利に導く結果を残している。その反面、目立ちたがりの性格からなのか奇抜や服装やヘアースタイルで話題を振りまいている。

過去の「全英オープン」ではユニオンジャック柄のズボンやファンから募集したアイデアの服装でプレーしたり、マスターズではパー3コンテストでタキシードでプレーといつもゴルフファッションの話題にはかかせない存在。

昨シーズンまで契約していたTaylorMade・アディダスとは契約が切れて、今年からはコブラとクラブ契約をしている。服装契約はまだなく、現在自分のオリジナルを思案中だという。自身のHPでは自分の顔のヘッドカバーも販売して人気のアイテムだということだ。