米PGAツアーと欧州ツアーが4月に韓国で新規大会

米PGAツアーとDPワールドツアー（欧州ツアー）は14日、2023年4月に韓国で新規大会を開催することを連名で発表した。

韓国ゴルフの支援を目的とし、賞金総額は200万ドル(約2億7104万円)。舞台は仁川にある「ジャック・ニクラス・ゴルフクラブ・コリア」となる。また、2022年の韓国プロゴルフ協会(KPGA)の年間王者に欧州ツアーの23年シーズンの出場資格が付与された。

欧州ツアーが韓国で行われるのは10年ぶり。PGAツアーと欧州ツアーは今年6月に13年間の共同運営パートナーシップを結んでおり、今後KPGAともあらゆる方面で協力していく。

PGAツアーのコミッショナーのジェイ・モナハン氏は「イム・ソンジェ、キム・シウー、トム・キムらが米国で有名になったのは、9月に開催された『プレジデンツカップ』のインターナショナルチームの一員として活躍したことが大きい。若いスターに共通しているのは、毎年世界レベルの才能を輩出してきたKPGAで腕を磨いたということだ」と説明した。

「この誇り高きゴルフの国から、次の若いスターたちがDPワールドツアーに、そしておそらく将来にはPGAツアーに登場することを楽しみにしています」とさらなる活躍に期待した。

韓国からは松山英樹と並ぶPGAツアーアジア勢最多勝利数（8勝）を誇るチェ・キョンジュ（韓国）やY.E.ヤン、ノ・スンヨルが活躍してきた。