今年はタイガー来日せず！？ 海外トーナメント不参加を明言

「今年はゆっくりしたいと思っているんだ。海外（米国以外）でプレーすることはないだろう」

中東、欧州、そして日本と、訪れる国々で熱烈な歓迎を受けてきたタイガー・ウッズ。しかし、2月1日にドバイで開催された欧州ツアー第10戦「ドバイデザートクラシック」が、今季米国以外で参戦する最後のトーナメントになることをタイガー自身が明言した。それはつまり、1998年、2002年、2004年、2005年、2006年と過去5度の日本ツアー参戦を続けてきたタイガーが、今年は来日しないことを意味するのだ。

エリン夫人の第1子出産を今夏に控え、かねてから「全英オープン」（7月19日～）出場辞退の可能性を示唆していたタイガー。冒頭の発言も、「海外でプレーするのは楽しいし、これからも続けていくと思う。ただ、今年の海外での出場回数に関していえば、その時の家族の状況とエリンがどれだけ僕を必要としているかによって変わってくるだろう」と、出産後の子供と夫人との生活を見据えてのもの。日本でタイガーを見られないことを落胆するファンは多いかもしれないが、初めて授かる子供との生活を大切にしたいと思うタイガーの心情を慮れば、諦めもつくというものか。