米国男子ツアー

名誉スターターとなったアーノルド・パーマーのインタビュー/マスターズ

2007/04/06 09:00

-「始球式はいかがでしたか?」

アーノルド・パーマー
「今日を心待ちにしていました。初めてのことでしたが、楽しかったですね。“たいしたことではない”と考えるようにしていましたが、やはり嬉しかったですね。興奮を抑えるのに必死でしたよ」

-「どんなお気持ちでしたか?」

アーノルド・パーマー
「そうですねえ、様々な思い出が頭をよぎりました。初出場だった1955年には、ジーン・サラゼンと一緒に周りましたが、あれから半世紀以上が過ぎてしまいましたね。昔のことをずっと想いかえしていましたが、“マスターズ”の経験はかけがえのないものです。全てが特別な思い出です」

-「今年、名誉スターターになることを決めた理由は何ですか?」

アーノルド・パーマー
「機が熟したと判断したからです。過去数年間は、まだ現役でプレーできると思っていたので、名誉スターターを引き受けませんでした。もう競い合える自信はありませんが、だからといってゴルフを止めたわけではありません。競技ゴルフから身を引いただけです」

-「早朝から練習場にいらっしゃいましたよね?」

アーノルド・パーマー
「ええ、ボールを打ちながら、“まだドライビング・レンジの旗を越えるショットが打てる”って、みんなにホラを吹いていましたよ」